2008年12月06日 (Sat) 13:44
夜桜四重奏(ヨザクラカルテット):10話「イバラミチ」
【夜桜四重奏(ヨザクラカルテット):10話「イバラミチ」】の感想です。

(ヒメのマフラーが長いままなのは、これがやりたかったからのようですね)
【Aパート】
前回の続き。七郷の切り倒しを決めた元老院がヒメと秋名に町の処理を指示します。素直に決定が受け入れられないヒメ。七郷に集まる町民の混乱にヒメは大丈夫と答えられません。
円神はトカゲを使って町を混乱させた上で、町の外から七郷を開花させるつもりです。
病院では、秋名がジュリの診察を受けています。秋名はチューニングを受ける妖怪の身に何が起きるかを質問しますが、滅殺よりマシだろうと答えるジュリ。
ヒメは一人修行を続け、町内のパトロールに出かけています。前回七郷を切り倒した責任を深く感じているようです。パトロール中に女の子(マイ)からマフラーの事で声を掛けられ、子供の頃に喉元に傷を負ったときの事を思い出しています。
病院のベッドで首に傷を負い寝ているヒメ。そこに傷を隠すためにマフラーを持ってきた秋名とギン。ヒメは長いままのマフラーで良いと言います。
このときの介護をしていたのもジュリでしたね。この人いったいいくつなんだ?w
女の子の両親が現れ、生活相談所からの指導で町外へ一時的に避難していることがヒメに伝わります。それを聞いて怒り出すヒメは相談所へ向かいます。相談所では引き受け先を探す ことは とアオ。そこへ現れるヒメは、避難しなくても良いと主張しますが、避難は秋名の提案であることが伝えられます。事務所へ戻ってくる秋名ですが、ヒメは避難について「秋名は逃げているだけだ」と言い秋名と衝突します。
そのとき地響きに震える事務所。みんなが外に出るとそこには円神が放ったとかげの妖怪がいます。
【Bパート】
鈴が出前から帰ってきた宝々蘭ラーメン。誰もお客がきていません。外ではあばれている妖怪。事務所ではヒメが先頭をきって妖怪との戦闘に入っています。
次々と現れる妖怪。徐々に押されやられていくヒメ。不安を感じる町民。元老院では七郷の切断開始を決めますが、刻既に遅く円神は開花のための準備を始めています。
秋名と恭助は町に現れた別な妖怪の対処しています。秋名のチューニングによってあの世へ送られる妖怪。ヒメは一人で妖怪と戦闘を続け苦戦しています。どうあってもヒメ一人の力でなんとかしたい様子です。
元老院の元に現れる雄飛とマリアベル。既に七郷が円神の手に落ちた事を伝えます。飛び出していく八重。
妖怪の力に押し負けてしまうヒメは恭助に助けられます。援護に入る ことは。一旦ヒメを下げ ことは と秋名で対応しようとしますが、恭助の手を振り払いヒメが妖怪へ飛び込みます。ことは が火炎放射の代わりに出した壁に行く手を遮られるヒメ。ここはヒメの独断先行で連携できてない姿を示していますね。みんなの制止も聞かず妖怪に飛び込み、遂には捕らえられてしまうヒメ。妖怪は恭助・秋名・ことは の連携でチューニングされます。力になれないことを悔いるヒメは戦闘終了と共に気を失ってしまいます。
そのときに開花が進む七郷。あきらめの境地の雄飛とマリアベル。町境では篠塚が町の外にいるため何もできない八重が心配そうに町を見ています。
病院に運ばれたヒメを看病する桃華とアオですが、ジュリに安静にするように伝えられます。
七郷は円神の妖力で既に切り倒すこともできない状態になっています。町民を元老院へ非難させることにする夜桜メンバー。病院でも避難が始まっています。
ヒメのベットへ向かう秋名は、ヒメの弱音を聞くことになります。何もできないと嘆くヒメ。そこへ町を守るべきだと話すアオ。それがギンの悲願でもあると話します。秋名はヒメに安静にするように伝え、ことは・アオ・恭助と円神との対決に向かいます。
【感想】
ここ最近の単独先行失敗パターンから、各自のできることで力を合わせてなんとかするとゆう夜桜的な展開に戻ってきた感じのする今回の最後ですが、シリーズ構成上はいわゆる中ダレによる緊張感の欠如といった感じがアリアリで、個人的には好きな作品なので応援したいですが、まぁ最終回までに敢闘賞くらいには戻って欲しいところ。
七郷の狂い咲きを間近に控え混乱する町内をまとめきれない単独先行のヒメ。夜桜メンバーとは不協和音が続きますが、今回の最後には自分の為すべき事がわかってきた様子です。
秋名はあいかわらずの優柔不断さが続いており、円神はダメだったけどトカゲの妖怪だと調律ができるってところで活躍の場はあったものの、今回の本質的な問題解決には踏み出せていませんね。
「ヒメが妖怪に倒れ安静にし力を貯めるシーン」は原作でも描かれており、どうもそのシーンを再現しようとしてようなんですが、構成に無理があり演出的に失敗しているように感じます。(オリジナルシーンであれば、あれでもいいのかもしれませんが)
これに限らずアニメ化スタッフとしては、序盤のエピソード通り、夜桜メンバーの協力による円神滅殺といったストーリーを考えているように感じます。しかし相当凝った構成にしなければうまくまとまらないような気がします。その意味でも最終回でコケて欲しくないところです。スタッフには最後まで頑張って欲しいと思いますね。
さて次回、「キミノマエ」です。全12話なのかな?恐らく円神による町内崩壊あたりまで持って行きそうですが、予告を聞く限り円神のへたれっぷりで開花することなく終わるかもしれないですね。他の作品が持ち直してきている中、好きな作品だけにコケないことを祈りたいと思います。
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