CLANNAD ～AFTER STORY～：１１話「約束の創立者祭」　ネトゲとアニメな日々

2008年12月12日 (Fri) 07:24

CLANNAD ～AFTER STORY～：１１話「約束の創立者祭」

【CLANNAD ～AFTER STORY～：１１話「約束の創立者祭」】の感想です。

（本文一部修正＆キャプ追加しました）

第１１話です。朋也が働くことの意味を自分で理解していく回ですね。

【感想】
最初は仕事もままなら無い朋也が、最後には一人前として扱われるといったお話です。次回への続きになっていますので、ここだけ見るととても地味なお話になっていて、見所は少ないかもしれません。
渚の下校途中でも工事現場が写ることや、芳野の写真、工事が進み新しい病院ができるなど、町が変わっていく複線がいろいろなところで張られています。これは渚のこれからにとっての重要な複線です。

渚も朋也と会う時間が減ってきて、寂しそうですね。学校でも１人の描写があり、このあたりは渚側の心情を描く演出だと思います。朋也が仕事が忙しく結局創立者祭に一緒に回れなかった事は、渚が寂しそうにしている姿ともあわせて、これからの朋也の行動の大きな理由の１つになっています。まぁ外堀は埋まりつつあるって感じでしょうかね＾＾；

渚を大切に思うのは秋生や早苗とも気持ちは一緒ですが、秋生の方向性はちょっとあさっての方向を向いている気がします。ですが渚には伝わっているようです。これは前回の朋也のモノローグでも語られていますね。

さて次回の「突然の出来事」といえば、恐らく親父エピソードですね。その流れで同棲生活にも入ってしまいそうな勢いですがちょっと急ぎすぎかな。既に通い同棲状態なのであまり変化はないかもしれません。渚の卒業式とか、秋生とのエピソードとかあるはずだし、結婚までいかないと次のイベントが始まりません。アニメ版は暫く通い同棲なのかもしれませんね。（伏字解除＆内容修正しました＾＾；）

【アバン】
自宅のアパートで渚に起こされる朋也。朝ご飯を渚と一緒に食べています。光坂電気に出社して仮の出勤札を返します。芳野といっしょに工事現場へ向かい、スパナの使い方に怒られる日々。夜自宅へ帰ると渚が晩御飯の準備をしています。朋也の体調を気にする渚。すでに主婦の貫禄ですね。初日のように疲れて眠ってしまうことはもう無いようです。
朋也の「渚に支えられている毎日」のナレーションでOP開始。

【Ａパート】
渚はあいかわらず、学校で一人のようです。他は２人１組なのに１人で柔軟をする渚

工事現場の朋也は右手がうまく使えず不自由な体制で作業を進めています。やりにくそうな作業の進め方を見て頭を抱える芳野。両手を使うように指導する芳野ですが、右手の事情を説明しない朋也。

そのことを晩御飯でも考えてしまう朋也を心配する渚。首になることを心配して右手の事を話せない朋也。自宅へ帰るときに「一人でさびしくないか？」と聞く渚。渚はもっと朋也と一緒にいたい様ですね。

工事現場で記録用の写真を撮る芳野。芳野の知り合いで木下さんが現れますが、実は木下さんは朋也の知り合いでもありました。世間は狭いと言う芳野と、世界が広がっていると言う朋也。
朋也は芳野の撮った写真を見ながら、変わってゆく町について考えます。現在工事中の道路ができれば、病院の工事も進み、町も大きく変わると話す芳野。実は渚にも関係する奇跡の力に関する複線ですね。本能的に町が変わってほしくないと思う朋也。

日曜に渚をデートに誘う朋也は、模試があると断られます。代わりにデートになったのは秋生です。出かけたのは行き着けのおもちゃ屋です。着いたとたんにビームサーベルで斬り合いを始めるおもちゃ屋の店主。秋生がここに着たのはベンガルオオトカゲを引き取りにでした。トカゲを貰い受け自宅へ帰る２人。

古河パンへ戻った２人。秋生は早苗に苦手な動物を聞くと「ベンガルオオトカゲ」と即答。ピンポイントと驚く朋也。秋生が注意を引き付けている間に朋也が早苗の背中にトカゲを入れます。猛スピードで逃げ出す早苗。洒落で済まなくなり慌てて追いかける秋生。朋也も早苗を追いかけます。
お隣の磯貝さんに楽しいといわれ、２人のいつもの様子を知る朋也。このあたりは前回と同じ演出ですね。結局渚が帰宅するまで追いかけっこをしていた３人。

秋生や早苗と一緒に走ったことで渚は朋也の自宅で絆を深めたと話します。これが古河流のコミュニケーションなんでしょうね。渚は智也を創立者祭に誘います。一緒に行くことを約束する朋也。

【Ｂパート】
会社で経理の伝票を整理する朋也。とても仕事が助かると褒める社長。これから工事が増えるといいます。これは創立者祭への複線です。
朋也の自宅に帰ると創立者祭を楽しみにしている渚。もしかしたら仕事で行けないと話す朋也。残念そうな渚ですが気にしてないといいます。

工事現場で仕事をする朋也。最初の頃とはずいぶん違い仕事になれてきていますね。休みを取りたいと芳野へお願いする朋也。休んでよいとの了解をもらい朋也は喜びます。

事務所に帰ると急ぎの仕事が１つ残っていました。社長から仕事を頼まれる朋也。仕事を終えると芳野がチェックに現れます。確認され問題ないと言われ喜ぶ朋也。実はここで芳野はミスに気が付いているようですが、既に夜も遅く朋也を帰すためにわざと見逃しているようですね。

翌日創立者祭に向かう渚。作業現場でミスに気がつき作業している芳野。自宅に確認の電話が入り現場へ急ぐ朋也は、芳野に詫び作業を手伝います。結局作業は夕方までかかってしまいました。

作業を終え創立者祭に急ぐ朋也は校門に立つ渚を見つけます。渚に詫びる朋也。学校の坂をとうもろこしを食べながら帰宅する２人。明るく振舞う渚が印象的でした。

次の日に、朋也が作業ミスで創立者祭に行けなかった事が会社で話題になっています。作業ミスの対応を褒める会社の人たち。休日出勤手当ても出すと言う社長。作業ミスは気にせずどう取り戻し、同じミスを繰り返さない事が重要だと話す芳野。「それがお前の仕事だ。そして愛だ！」と力説する芳野は、会社でも呆れられています。出勤札が正式に出来上がったと伝える社長。やっと会社員としても１人前になった演出ですね。札を下げて仕事に向かうシーンでお話は終わりです。

次回、「突然の出来事」です。親父エピソードですね。

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