とある魔術の禁書目録：１８話「偽者(レプリカ)」　ネトゲとアニメな日々

2009年02月08日 (Sun) 06:50

とある魔術の禁書目録：１８話「偽者(レプリカ)」

【とある魔術の禁書目録：１８話「偽者(レプリカ)」】の感想です。

第１８話です。今回はツンデレです（ぉぃ

【あらすじ】
何故か風呂場で寝ている当麻は鼻血を出しています。こっそりティッシュを取りに部屋へ入る当麻ですがインデックスに目を覚まされて、自分に魅力がないと因縁をつけられ、あげく頭に噛みつかれてしまいます。ふと見ると手付かずの夏休みの宿題。時計を見ると８月３１日の０時。当麻が夏休みの宿題を終わらせるために残された時間はあと２４時間です。

場面は変わって御坂美琴のいる女子寮。朝のお茶をしている美琴に土御門舞夏が話しかけてきます。美琴はコンビニに出かけます。舞夏はマンガを買ってきて欲しいようです。美琴はＢＬがいいか？と聞きますが、舞夏は１８禁じゃない兄妹モノでドロドロになるのがいいと言います（実は、舞夏は土御門（義兄）とはドロドロ関係らしい＾＾；）。

交差点で美琴に挨拶してくる海原光貴。光貴の登場に顔を引きつらせる美琴。光貴はここ１週間美琴につきまとっているようです。これから買い物だと伝えると一緒に行くと言い出す光貴。一緒に行きたくない美琴は下着売り場といいますが、それでも付いてくると光貴はいいます。

コンビニで立ち読みと言い出せない状況にどうにも困っている美琴の前に向かって歩いてくる、当麻・土御門・青髪の３人組。当麻と待ち合わせにすればこの場から逃げ出せると考えて当麻に向かって話しかける美琴を、見事にスルーする３人組（ここは笑うところですか？ｗ）。固まる美琴。

怒る美琴は当麻にヘッドアタックをかけます。悶絶する当麻。顔を真っ赤にして「話を合わせろ」と懇願する美琴。しかしその一部始終は寮生全員（？）に目撃されてしまいます。あいた口が塞がらない土御門と青髪、女子寮の目の前での出来事にあきれかえる寮監、怒り狂う白井黒子、泣きながら当麻をひきずりその場を去る美琴、それを見ている光貴。

今起きた悲劇を直視できず自暴自棄な美琴は、落ち着いてホットドックを食べながら当麻にこの１週間光貴に付きまとわれている悲劇の説明をします。同情する当麻。顔を赤くして、当麻を恋人役にすることで光貴を納得させ決別したいと説明する美琴。美琴は今日１日当麻と一緒にいて、なるべく多くの人にその姿を目撃されることで公認カップルになろうと言い出します（なんと羨ましい作戦）。不幸だと嘆く当麻。

意見を求める美琴ですが、当麻はそれより顔についているマスタードをなんとかしろと指摘します。当麻は食べかけのホットドックをテーブルに置きますが、改めてホットドックを取ろうとする美琴にはどちらが当麻のホットドックかわかりません。美琴のホットドックを食べようとしてそれを制止する美琴。ホットドックかを見比べて違いがわからない美琴は混乱します。結局お互いのホットドックを取り替えて食べる事になる２人。もしかしたら自分の物かもしれないホットドックを当麻が食べる姿を見て真っ赤になる美琴。そして当麻はなにをすればいいかを美琴に問いかけます。

妹達（シスターズ）の様子を話す美琴。無事な様子を聞いて安心する当麻。恋人同士の会話でないと愚痴を言う美琴を放置して夏休みの宿題を始める当麻。宿題の内容には興味がある美琴は当麻の宿題が解けたことが自慢のようです。スラスラと解く美琴を見て驚く当麻。

ジュースを買いためにその場を離れる美琴。入れ替わりに当麻の前に現れる光貴は美琴の席へ座り美琴について話し出します。宿題をしながら話を聞く当麻。そこへ戻ってきた美琴は光貴がいることに怒っています。当麻を呼び出し「当麻が美琴の恋人である」基本的な設定を再確認しますが、当麻はこれ以上の芝居は無理と断ります。当麻の言っていることは自分が光貴にしている事と同じであると気がつき、これ以上芝居を続けることはできないと考えた美琴は、最後に食事をして分かれようと話します。

買い物にお店に向かう美琴。それを道の反対側で待つ当麻。そこへまたしても光貴が現れます。光貴に対して美琴は店にいると指差す先に、右手に包帯を巻く光貴が現れます。驚く当麻。包帯を巻いた光貴（本人）は、美琴に逃げるように伝えます。驚く美琴。何が起きているかわからない当麻に、学園都市には姿を変える能力者もいるので美琴に注意して欲しいと言い出します。美琴の元に向かう当麻。その背後から当麻を攻撃する光貴（アステカの魔術師）。

光貴（アステカの魔術師）＝ニセ光貴は正体を明かし当麻に向かって攻撃を開始します。

自宅でアニメ「超機動少女カナミン（マジカルパワードカナミン)」を見ているインデックスは、「変身」によってローマ正教の魔女狩り十字軍の目を誤魔化していると解説しています。アニメを見ながら当麻からの電話に出るインデックス。

（ここからインデックスによるスーパー解説タイムの始まり）
当麻はインデックスに魔術師が来ている事を伝えます。特徴を聞くインデックス。当麻が黒い石でできたナイフを持つ光貴と瓜二つの顔を持つ男の事を説明すると、インデックスはその正体について説明します。
黒い石は黒曜石であり、魔術「トラウィスカルパンテクウトリの槍」をレプリカである黒曜石のナイフを使って発動させているようです。トラウィスカルパンテクウトリとはアステカの神様であるとインデックスは説明します。
魔術「トラウィスカルパンテクウトリの槍」とは黒曜石のナイフを「鏡」として使い、天空から降り注ぐ金星の光を反射させ物体にあてることで、全てのものを分解する魔術です。上空に光る金星。インデックスは幻想殺し（イマジンブレーカー）で防げると説明します。

当麻はインデックスに、光貴の姿に化けるのもアステカの魔術かと確認し、アステカの神官は皮膚を使ってその人間の姿に化ける魔術を持つとインデックスは説明します。光貴（本人）から説明を受ける美琴は当麻の危険を知り、光貴（本人）は救急車で運ばれていきます。
（スーパー解説タイム終了＾＾；）

工事現場に逃げ込んだ当麻はセメントの粉を使い魔術を封じます。当麻の右手のパンチを受け、アステカの変身魔術が解けるニセ光貴。何故美琴を狙うか、どうして自分を攻撃したかを問う当麻。

ニセ光貴は、当麻がインデックス（１０万３千冊の魔導書）を仲間に持ち、魔術師（神裂などですね）やレベル５（美琴）を自分の仲間に引き入れ、既に上条派としての一大勢力が築かれている事を説明します。ニセ光貴の標的は当麻だけでなく、仲間と思われる人間全てに及び、自分が見知った人間に化けているのは、内部から勢力を崩壊させることが目的だと説明します。怒り出す当麻。

ニセ光貴は黒曜石を使い攻撃してきますが、当麻は幻想殺しで黒曜石を破壊してしまいます。殴り合いの喧嘩になる２人。そこへ先ほどの攻撃で工事現場が分解し鉄骨が上空から降り落ちます。

友達になれると思ったと話し出す当麻に対し矛盾をぶつけるニセ光貴。その言動から当麻はニセ光貴が実は美琴が好きであると判ります。そして再び戦う２人の上に迫る鉄骨。

当麻は電撃によって鉄骨から守られ、ニセ光貴は鉄骨の下敷きになっています。ニセ光貴はこれからも狙われ続ける危険を当麻に指摘します。自分に代わり美琴を守れるかとの問いに答える当麻。その答えを影で聞く美琴。

最低の返事だと当麻を罵るニセ光貴。赤くなり黙ってそれと聞く美琴は、その答えに期待してはいけないと言い聞かせながら、それがとても嬉しく感じる自分であることも自覚しています。

【感想】
(￣ー￣)　美琴さん、それは真性ツンデレです。

前半は美琴のデレ話。途中アステカの魔術師話になりますが、やっぱり最後はツンデレで〆ましたね。インデックスの解説はわかったような、わからないような、謎の説明です。たぶんキチンと調べるといろいろ出てくるのですが、アニメ版禁書白書はどうも「そういった雰囲気を楽しんでね」っぽい演出に見えてきました。恐らく視聴者に理解できなくてもソレっぽい事をいっているんだなぁと感じればそれでいいんだと思います。

今回は以外とインデックスが出演していましたね。もっとも物語の主役までには至らないのですが＾＾；

当麻はあいかわらず不幸です。結局宿題はできずに夏休みが終わったようですね。小萌先生の補習が待っていることなんでしょう。今回は「上条勢力」を狙う組織が出現した説明がありました。どうも今後もこの組織は暗躍を続けるようです。いかにも死んだように描かれたニセ光貴ですが、平然とまた現れるようですよ。もっともアニメ版ではどうなるかわかりませんが＾＾；

今回の主役は、なんといっても当麻にツンデレであることを内外に知らしめた御坂美琴さん。終始顔を赤くしていましたね。最後の台詞なんて、ツンデレ以外の何者でもないじゃないかｗ
惜しむらくは、もうちょっとデレデレしていて欲しかったなぁ。

さて、次回「打ち止め(ラストオーダー)」です。その名の通り打ち止め(ラストオーダー)登場回ですね。ちょっと楽しみ＾＾

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