fc2ブログ
 

ネトゲとアニメな日々

ネトゲとアニメの徒然日記です (アニメのあらすじ、内容についてのネタバレがあります、ご注意ください)

 

【WHITE ALBUM:WHITE ALBUM:(最終回)第十三頁「器が傾いてるのに、気づかなかった?水はもう一滴も残ってなかったからね」】の感想です。

Copyright (C) 1998 Leaf/AQUAPLUS.
Copyright (C) 2008 AQUAPLUS / PROJECT W.A.
当サイトについてのご注意

(修正:日本語の間違いや追記、マンガを読んだのでその感想などを追加修正しました)

第13話、最終回です。

第13話

【あらすじ】
公会堂に来た冬弥は、知らない女性とぶつかります。女神?と思う冬弥。

既に公会堂、アリーナ、カルマ、スタジアム、どこもコンサートのお客でいっぱいです。アリーナにくるはずのメノウの到着が遅れ焦っている神崎社長。

それぞれの会場でコンサートが始まります。

公会堂では英二が由綺を励ましステージへ送り出します。沸き立つ観客。由綺の「WHITE ALBUM」にのってそれぞれのコンサートの様子が描かれます。

舞台袖から見守る弥生、楽屋でモニターを見ている英二、公園でひとり佇むはるか。

冬弥の父親の家へ自動車で向かう美咲と彰は、途中でガソリンが無くなってしまいスタンドまで車を押す事になってしまいます。

クリスマスプレゼントを持ち冬弥の家へ向かうマナ。

冬弥は由綺のコンサートを見ながら、これまで見てきた由綺を思い出しています。

泣き出してしまう桜団。

理奈はコンサートが終り、「まだ終りじゃない」と呟きます。

ステージを終えた由綺は弥生に抱きついて泣き出します。

スタジアムへ移動する理奈は、車を乗り換え、到着するまで走り続けます。

理奈の曲のイントロが始まり帰り支度をしていた観客は大騒ぎになります。ステージ中央のモニターに現れる理奈。

公会堂ではコンサートが終わっても残っている冬弥に、弥生は「由綺が会いたい」と伝え冬弥を楽屋へ案内します。

楽屋で由綺のコンサートの成功を祝う冬弥。由綺はみんなにチケットを送ったのに、はるか、美咲、彰がいないと怒っています。チケットが無い為にみんなが来れなくなった理由を冬弥は知っており「みんな気を使ったんだ」と言い訳をします。由綺は冬弥へプレゼントを渡して「メリークリスマス」とお祝いをしますが、英二が撤退の合図をすると慌しくその場を去る準備が始まりました。

(修正:ここのチケットの会話がチグハグだったのですが、前回理奈が握り締めているのが冬弥のチケットだとわかって、由綺の発言と冬弥の言い訳が噛みあいました^^; 理解不足ですみません、前回記事も訂正させてもらいました)

由綺は冬弥に耳打ちをして「解禁だよね?連絡」と聞き、「もちろん」と答えます。
最後に由綺は「好き」と囁き、冬弥から離れます。
英二は冬弥を屋上へ誘います。

桜団との勝負で勝ちを確信した英二は「勝った」と呟きます。冬弥に向かい、由綺は浮気は許すが、自分が浮気の対象となることは許さないだろうと言います。何のことか理解できない冬弥を向かって英二は由綺が歌の神にも魅入られたと続けます。冬弥は由綺を誰にも渡さないと宣言しますが、由綺の心変わりには不安を感じています。

ガソリンスタンドで冬弥の父親に連絡がとれないことを心配する美咲。彰は冬弥を意識するあまり嫌味な事ばかりが口にでてしまいます。困る美咲は誤魔化します。初雪にため息をつく彰。

冬弥を自宅まで送ってきた弥生はキスをしようとしますが、冷たいと冬弥はそれを遮ります。俯いてそのままその場を去る弥生。

自宅ではマナが待っていました。友達の家に来たと作り話を話し出すマナはプレゼントを冬弥へ渡し帰ろうとします。それを引き止める冬弥。マナは泣き出しそうになり「何もしない?」と聞きながら冬弥に従い部屋に入ります。

部屋でこたつに入り電気ストーブで暖をとるマナ。冬弥は買ってきたハンバーガーを暖めています。そこへ忘れ物を持ってきたと弥生が現れます。弥生はマナの顔色を見て熱があると判断し確認します。酷い熱が出ているマナを車で送る事になる弥生。

続いて冬弥の部屋へ現れたはるかは、濡れた傘と2人分のハンバーガーを見て誰かがいると勘違いし立ち去ります。

冬弥の父親の家へついた美咲は、チャイムを鳴らしても出てこない父親に不思議に思い、家の中に入っていきます。

はるかに追いついた冬弥は、はるかに逃げ出したわけを聞きます。傘が誰のものかを聞くはるかにマナのものだと答える冬弥。はるかはマナが何故冬弥の家へいるのかわかりません。そこへ飛び込んでくる車から出てきた彰は冬弥へ父親の様子を慌てて伝えます。

由綺は冬弥へ電話をしますが、留守電をセットしていないため電話は繋がりません。不審に思いながら電話を掛け続ける由綺。


【感想】
1期最終回です。2期は冬ってことなので、1月スタートなのかな?

なんとも言えない終わり方でした。もうちょっと区切りよく終わるのかとも思ったのですが、ほぼ全部の伏線はそのまま2期に引き継がれましたね。決着がついたのは動員値勝負くらいですが、神崎社長側の申告がないので明確に確定したわけではないようです。

ストーリーは、イブのコンサートを中心に、それぞれの登場人物のイブの状況を描いています。コンサートが終り、冬弥にコンタクトしてきたマナとはるか。由綺優先の冬弥に拒否されてしまった弥生。美咲は罪滅ぼしのために彰と一緒にいますが、向かった先の冬弥の父親は体調を崩した様子です。コンサート後に話した英二はどうも冬弥にライバル宣言っぽいし、由綺はさすがに冬弥に連絡がつかないのを不審に感じてしまった様子。

ちょっと象徴的だったのは、イブのコンサートを境に冬弥への態度がほぼ全員変わってきたことですね。まるで由綺に遠慮していたみたい。英二が言っていた通りコンサートが終り、歌手デビューを果たした由綺の向かう先に冬弥はいるのか?唯一人理奈だけが、歌だけに没頭して冬弥と距離を置いていました。

英二は由綺についてどこまでわかっているのか不明ですが、彼の発言を信じる限り、由綺は冬弥の浮気を知っていることになります。しかも自分自身が浮気の対象になるのは嫌がっている、つまり英二が由綺に横恋慕していることも明らかにされました。

それでも由綺は冬弥を信じついて行こうとするのでしょう。冬弥は今のところ、由綺だけを考えて行動しようと心を改めるようです。もっとも肉体関係まで進んだ弥生との関係を「冷たい」の一言で済ませてしまうのはちょっと無理がありますね。弥生側にもまだ冬弥に未練があるような感じですし。

由綺はコンサートが終り、冬弥との関係修復に努めるのでしょう。今回はちょっと不安材料を残しましたが、由綺自身も理奈と決着をつけないといけなくなるのかな?これは理奈側から動きがあるような気がします。

理奈は今回コンサートのみでした。イントロは流れましたが理奈の曲もなし。時間の関係とはいえ、ちょっと扱いが酷くないか?とか思ってしまいます。前回冬弥を自分の傍に置かない事にした理奈ですが、コンサートも終り由綺との関係に変化があるはず。この引き金を引くのは英二だと思います。動員値勝負に負けるのがきっかけになるのかと思いましたが、どうも勝負は勝ったようですしね^^;

はるかとマナは、妹役を演じる事でバランスをとるつもりだったのかもしれませんが、今回はそのバランスもちょっと崩れた感じです。現状でいえばマナが一歩リードして牽制している感じかな。

その他の登場人物。
最終回で登場しなかった平良木。こいつはどうしてるのかなぁ。もう出てこないんですかね?忘れた頃に出てきそうです。

美咲の自動車のラジオに出てきた「松山メノウ」。M&Mは観月&松山で決定かな。7話でマナの自宅でもラジオに出てきていました。神崎社長はどうも芸名か、離婚して旧姓に戻っているかのどちらか?
桜団の応援に現れるはずのメノウ、実はアバンで冬弥とニアミス済みです。弥生っぽいなぁと思ったら姉妹らしいですね。この人が2期も関係するらしい、覚えてないよw

第13話_1


2期は冬と出ていましたので、公式では「秋」と書いていましたが、1月からの再開でしょう。そうするとカレンダーと劇中のスケジュールも合いそうですね。クライマックスはバレンタインデーかな?

まぁ、2期に続きますって感じで終わって、なんとも評価しずらい結末でした。最終回なのでもうちょっと歌と絵は気を使ったほうがよかったんじゃないかなぁ?恋愛模様をイメージシーンにするのは良いですが、歌のシーンの作りが雑だったのはちょっと残念ですね。2期に期待ってことで感想は終りです。

恐らく2010年1月からの放送になりそうな予感ですが、続きに期待したいと思います^^

ところで、先週にコミカライズ版が発売されています。これは・・・・・由綺か?w
金曜には別なマンガを大量に購入してしまったので気が付きませんでした。
今日どこかで購入して読んでみたいと思います^^;

WHITE ALBUM 第一巻

(追記)
コミック買ってきて読みました^^
もしかすると、マンガ版の方がシナリオがしっかりしている気がします。このままアニメ化した方がよかったんじゃないか?登場人物の心変わりがよくわかります。人の気持ちはいろいろなことの積み重ねで変わっていくんだと感じました。アニメを見た方は賛否が分かれるかもしれませんが、少なくとも私はとても良いと感じました。

マンガ版を読んでみて改めてアニメがとても肩肘張って作られている事に気が付きました。作っている方がものすごく構えて作っているので、視聴者側の我々も構えてみていたような気がします。もっと気軽に見ればよかったんですね。

改めてマンガを読んで分かった事がいくつかあります。恐らくマンガ版もアニメの設定を渡されていると思いますので、このあたりはストレートに表現できているんではないかな?

・そもそも理奈は英二が好きだったんですね。マンガではまだ英二が好きな頃の理奈として描かれていますが、徐々に冬弥に興味を示すようなところもちゃんと描かれています。これはうまいなぁと思いました。

・由綺の設定や言動はアニメとあまり変わらないと思いますが、取り巻く人々の描き方がマンガの方がいいと思いました。特に光っていたのがはるかの描き方。はるかは、ちょっと抜けている、冬弥と由綺の橋渡し役として描かれるのですが、そもそも彰を含めた4人が仲良しグループとして描かれています。このあたりのバランスはいいと思いました。

物語は1巻で学園祭の前までを描いています。マンガでは年末年始の番組や2月の音楽祭といった説明があったので、2期はこのあたりも舞台になるんだろうなぁとか思っています。

(追記おわり)

http://www.mypress.jp/v2_writers/firstsnow/story/?story_id=1820837
http://www.mypress.jp/trackback/tb.php/1820837
スポンサーサイト



テーマ : WHITE ALBUM












 



管理者宛の投稿

WHITE ALBUM 第十三頁「器が傾いてるのに、気づかなかった?水...

WHITEALBUMの第13話を見ました。WHITEALBUM DVDvol.1WHITEALBUM BDvol.1第十三頁 器が傾いてるのに、気づかなかった?水はもう一滴も残ってなかったからね花束とプレゼントを手に夕凪公会堂を訪れた冬弥は女性とぶつかってしまう。冬弥が座席に着いた頃、理奈のライブ...
2009/03/31(火) 11:58:53 | MAGI☆の日記

WHITE ALBUM 第十三頁「器が傾いているのに気付かなかった? 水はもう一滴も残っていなかったからね」

 最後の最後まですれ違い   由綺のコンサートで少しは持ち直したかに見えた二人の関係でしたが、  周囲の状況がそれを許さず、最後も...
2009/03/31(火) 12:20:03 | アニメを考えるブログ

WHITE ALBUM 第13話(一応最終回)

第13話 「器が傾いてるのに、気づかなかった?水はもう一滴も残ってなかったからね」 何この終わり方(ノ゚ο゚)ノ 結末とか一切なしで秋へ投げっぱ。 ホワイトアルバムって 白いアルバムだから もっとピュアな青春ドラマが展開されるのかと思ったら、 ホワイ
2009/03/31(火) 15:04:24 | のらりんクロッキー

WHITE ALBAM 第十三頁 『器が傾いているのに、気づかなかった?水はもう一滴も残ってないからね』

WHITE ALBAM 第十三頁 『器が傾いているのに、気づかなかった?水はもう一滴も残ってないからね』
2009/03/31(火) 16:02:47 | アマデウスの錯乱?

WHITEALBUM 第十三頁 感想

「器が傾いてるのに、気づかなかった?水はもう一滴も残ってなかったからね」最終回。TVアニメ「WHITEALBUM」キャラクターソング2緒方理奈早速感想。とうとうライブ当日。それぞれの会場でそれぞれの思いが・・・って感じで、なんだか最終回っぽい立ち上がり。ライブはど...
2009/03/31(火) 23:51:49 | 物書きチャリダー日記

WHITE ALBUM 第13話

始まりは終わった…? なんだそれ(笑) おもいきり引きな終わりでした(^^; 最終話にしてやっと面白いかもって思える展開でしたけどね...
2009/04/01(水) 00:09:32 | SERA@らくblog 3.0

WHITE ALBUM 第十三頁(最終回)「器が傾いてるのに、気づかなかった?水はもう一滴も残ってなかったからね」

始まりの終わり WHITE ALBUM 第十三頁(最終話) 「器が傾いてるのに、気づかなかった?水はもう一滴も残ってなかったからね」 の感想です。
2009/04/01(水) 06:33:40 | 日常と紙一重のせかい

WHITE ALBUM(最終話)

▼WHITE ALBUMアニメ化の意義由綺[ CV:平野綾 ]と理奈[ CV:水樹奈々 ]のイラストに思わず手に取ったスターチャイルドのフリーペーパー、アニカンVol.70。そこに下川直哉氏のインタビューが掲載されていた。そこにはWHITE ALBUMとSOUND OF DESTINYをTVアニメの
2009/04/01(水) 16:20:45 | アニメ・マジメ

WHITE ALBUM 第13頁 「器が傾いてるのに、気づかなかった? 水はもう一滴も残ってなかったからね」

ゲストなしでは、2時間持たない桜団のコンサート。それだけ、レパートリーがないのでしょうか。一方、森川由綺のコンサートは盛況なようで。
2009/04/02(木) 10:39:31 | ゼロから
プロフィール

Glayzzz

Author:Glayzzz
旧「FF11とアニメな日々」です。
(すでに引退の身ですので、タイトル変更しました)

カウンター

SINCE 2008/12/29

ブログパーツ

PIAPRO合同企画へ

カテゴリ