FF11とアニメな日々

FF11とアニメの徒然日記です (アニメのあらすじ、内容についてのネタバレがあります、ご注意ください)     5万ヒット ありがとうございます (*´Д`*)

 
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これは、アニメ「シャングリ・ラ」に出てくるメデューサシステムを考察してみた記事です。

あくまで架空の物語を考察するものであり、実在の減税対策、租税回避といった問題についての解説ではありませんので、ご承知置きください。

また、記載内容については、経済にあまり詳しくない管理人が分かる範囲で記載したものです。出来る限り正しい情報のご提供を心がけますが、誤りがある場合はご容赦ください。

ヽ(;´Д`)ノ 小説の話なんだから、あまり真面目に考えない方が正解かもしれませんね。
・・・・と記事を書き上げて思ったw


==============================================
さて、改めまして^^;
この記事は、アニメ作品「シャングリ・ラ」のメデューサシステムが使っている、ヘッドリースとかリースバックなどの謎の言葉について考察した記事です。メデューサシステムがどのような仕組みで利益を得て、その仕組みはどこまで現実的なのかを考察したいと思います。

その前に。管理人は経済学を専攻したわけでも、現在リース業を営んでいるわけでもわりません。いたって普通のサラリーマンですので、多分に間違いや勘違いの内容も含まれているかもしれません。そのときは暖かくコメントいただけると、管理人も喜びます。よろしくお願いします。

【はじめに】
まず、基本的な用語の説明から。

「リースバック」
自分の資産を一旦リース会社に売却し、その資産をリース会社からリースしてもらう、この行為をリースバックと呼びます。企業が資産に対し初期投資を準備できない場合に、初期投資分をリース会社に肩代わりしてもらい、リース料としてリース会社に支払う事で資産取得時の初期負担を軽減したり維持管理を簡略化できる仕組みです。一般的に「セールス アンド リースバック」といった風に、リースするものは新品を購入するケースが殆どみたいですね。所有権の違いはありますが、商品を購入する場合、分割払いにすると考えてもらえばわかりやすいかもしれません。

「ヘッドリース」
リース会社に対し、自己資産の所有権を移転し運営を代行してもらった上で、リース会社にリース料を支払う仕組みです。一般的(?)には「租税回避」と組み合わせて利用され、資産にかかる税金を軽減し資産運用によって利益を得るといった利点があります。例えば所有権を移転した上でその資産を継続して利用することで、固定資産税が軽減できるわけです。ヘッドリースの対象としては不動産や建物などの固定資産が一般的ですが、ここ最近では運用が多様化した反面で、税制の見直しがあり注目度は下がってきているようですね。

「タックス・ヘイブン」
決して税金天国といった意味ではありません^^;
いくつかの日本対訳があるみたいですが、「租税回避」の事を指します。税制の違う国と取り引きをする事で、資産にかかる税金対策がとれる仕組みを指しています。一般には商法が整備されたり、関税のよる対策がとられるようです。シャングリ・ラの世界では、マーシャル諸島が炭素税免除の国といった設定になっています。

「実質炭素と経済炭素」
これは「シャングリ・ラ」の世界での架空の言葉です。それぞれの国が排出する二酸化炭素を、「実質炭素」と呼び、一定の削減量が設定されています。削減基準を超えたものは「炭素税」といったペナルティが課せられ、炭素経済諸国はこの税金を下げるために日々排出炭素を削減し、森を増やし、炭素吸収量を増やす施策をするわけです。この「炭素税」が課せられた部分の炭素を「経済炭素」と呼び、他国に売買することが可能です。この経済炭素と実質炭素の比率を「炭素指数」と呼んでいます。

しかしながら、この削減目標については、作品中で具体的な説明が行われているわけではありません。一般的には地球規模で温室効果が進まないよう各国の状況に応じて設定されるようです。例えば全体の炭素排出量が年間10%増加しているとする場合、全体の削減目標は10%分となりますが、先進国には多く、発展途上国には少なく設定される傾向があります。

実際に年間を通して排出している二酸化炭素の量を125とします。このままだと炭素が増え続けてしまいますので、削減努力の目標が設定されます。例えばこのうち25を削減する必要があると仮定します。自国の努力で削減できた量が10だとすると15は負債になるわけです。これが課税対象としてのペナルティで炭素指数は115÷100=1.15。炭素指数1.0は、排出している炭素量(実質炭素)を削減し吸収する炭素(削減後の経済炭素)との差が0になったと言う意味です。これによって炭素税はによる課税は無くなります。

「特定目的会社(SPC)」
企業にとって資産とは会社の重要な原資であり、簡単に手放すものではありません。これらの資産を流動化(つまり売ったり買ったりすること)し、商品として取り扱うには、特別な会社でなければなりません。これを特定目的会社と呼んでいます。証券を商う証券会社みたいなものですね。
「シャングリ・ラ」では、香凛達が自分達専用のSPCをマーシャル諸島に立ち上げ、タックス・ヘイブンを利用して利益を得る仕組みを作り出しています。

ちなみに、香凛達が立ち上げたSPCは「L.T.C.I.」。これは、
「クラリス・ルッツ」:L
「セルゲイ・タルシャン」:T
「張(チャン)」:C
「石田香凛」:I
の頭文字を取ったものです。


【メデューサのモデルは実在するのか?システムが利益を得るための仕組みは?】
メデューサ・システムのモデルになっているものは「ピックル・リース・サービス・コントラクト」と呼ばれているものです。 → 参考資料(91ページ参照:PDFファイル) 「※リンク切れ」

参考資料の案件は実施を前提に検討された例のようですが、現実的には地方公共団体の資産をリース化できないといった壁があり実現はしていないようです。

「シャングリ・ラ」の世界では、この仕組みを経済炭素に差し替えて運用しています。
登場人物は「投資家(投資)」「炭素銀行(融資)」「リース会社(石田F)」「SPC(LTCI)」、そして経済炭素を多く抱えている「炭素負債国(負債国)」です。

「負債国」の削減目標となる炭素排出量(目標実質炭素)を100とします。炭素指数が1.5とした場合の経済炭素は50です。
この経済炭素(50)を「石田F(50)」が引き受けます。同時に「負債国(50)」に対して経済炭素(50)をリースバックするのです。リースバックの炭素量は不定ですが、「シャングリ・ラ」の世界ではタックス・ヘイブンを利用しリースバック分を操作することで炭素指数をコントロールしているようです。これにより「負債国」の炭素指数は1.0になります。リースバックする経済炭素の量は、恐らく実質炭素を下回ることができないと思われますし、あまり大きな差額が生じた場合に投資運用が難しいのでしょう。このあたりの説明は原作でも出てきません。

「石田F(50)」が経済炭素(=資産)を引き受けるには「LTCI(50)」を経由する必要があります。これは専門商社でないと取引できない商法上の制約です。このために必要な資金(例えば「投資(40)」+「融資(10)」)でまかないます。

「融資(10)」はリースバックで得られたお金で充当します。今回の場合は経済炭素(50)をリースバックすることで融資分を入手することになっています。負債国は経済炭素にかかる課税分を支払わなくてよい代わりに、リースバックによる手数料として「融資(10)」を支払うことになります。

「投資(40)」分はタックス・ヘイブンで資産の運用を行い利益を還元します。ここは原作でも説明が不十分ですが、税金分から手数料を引いた値を還元しているようです。例えば炭素指数1.5の国の経済炭素を50を引き取ることで、相応の利益を得ようといったものです。この例では「投資(40)」「石田F(10)」に対し利益が還元されます。
この「投資(40)」ですが、原作では炭素税をヘッドリースすることにより利益を確保することになっていますので、タックス・ヘイブンの企業に経済炭素を引き渡し、炭素税分を利益として得ています。当然タックス・ヘイブンといっても、関税や融資の手数料が必要となりますが、原資は投資の儲け「石田F(10)」から処理しているようです。


【では、実際にそんなことができるのか?】
実際の経済でも同じ仕組みができるようですが、やはり非課税諸国との取り引きを正当化し、租税回避するとゆうのは問題が多いようです → 反対運動の解説(PDFファイル)


【アニメでは、モモコさんがバブル経済と呼んでいたが?】
メデューサ・システムは、炭素経済が拡大成長する事が前提になっています。
経済炭素は増え続けないといけないし、そうでなければ節税効果もありません。炭素吸収国家に生まれ変わり、炭素指数が下がっては商売にならないのです。作品中で出てくる中東諸国のように炭素を排出し続けている限り、メデューサシステムはバブル経済のように湯水のようにお金を生み出せるわけです。メデューサ・システムが「負債国」に対し炭素をリースバックする必要がなくなれば、「石田F」は融資の利息を支払うことができなくなり、ついには破産します。あくまで経済炭素が増え続けて、タックス・ヘイブンの利益が融資の利息分を上回ることが前提なのです。

炭素吸収型に移行できないのに、炭素指数だけ下げてしまうメデューサシステムは、一見して炭素税の節税対策としては有効ですが、経済が排出型であるかぎり、同じ手法を続けるわけにはいかず、経済は破錠すると予測しています。大量に排出される炭素を処理できるだけのシステムが確立していないと、国の運営としては成り立たない炭素経済の仕組みが「シャングリ・ラ」の世界です。

土地神話と称して大量の融資を土地に注ぎ込み、それに見合う経済成長ができなかった場合に破錠してしまうバブル経済と対比して説明しているわけですね。


【クラリスは何故、「貧乏なクラリス」なのか?】
メデューサシステムが稼動する場合には炭素指数が大幅に変化します。これを事前に知っておけば莫大な利益が得られます(これはある意味インサイダー取引と思われますし違法でしょう)。
このためメデューサ・システムは擬装して取り引きの記録が残らないように注意を払っています。巧妙に公正取引のチェックをかいくぐり、「バレなければいいだろう」みたいな感覚で利益を得ています。

クラリスはクウェート攻略時に香凛に忠告を受けていたにも係らずクウェートの取り引きをしていました。どうもサウジの次はクウェートと決めていたようで、安い企業を大量に取り込み、クウェートの炭素経済が好転した後に売りさばくつもりだったのでしょう。しかし日本の攻撃を知らなかったクラリスは、クウェートが破産してしまいクウェートの全ての資産を失った上に、EUはブロック経済に移行してしまったために資産凍結の状況に陥ったと思われます。このためにクラリスも破産。貧乏一直線です。もっとも本人は貧乏でも反省している気配はないですけどね^^;


(*´Д`*) さて、とりあえずざっと書きました。
本編の説明だと不足していたと思いますので、まぁご参考まで。

ではまた。

PS.
異論、間違い等あれば受け付けますが、まだ謎な部分も多く、現実世界では憂き目を見ない商取引です。真面目に考えない方が正解かもしれませんね^^;

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