Angel Beats！：１１話「Change the World」　ネトゲとアニメな日々

2010年06月13日 (Sun) 08:56

Angel Beats！：１１話「Change the World」

【Angel Beats！：１１話「Change the World」】の感想です。

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第１１話です。

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【あらすじ（公式より）】
次に誰を旅立たせるかを悩む音無の前に、日向と直井が現れる。二人とも音無に協力したいと申し出るのだったが、話は中々まとまらない。
そんな中、突然、直井の背後に影の様なものが現れ、直井に襲い掛かってきた。
なんとかその影を銃で撃退する音無と日向であったが、一体何が起きているのか事態が飲み込めないでいた。
それはゆりも同様で、かなでのプログラムを原因と疑い彼女に話を聞くものの、かなでにも心当たりが無い様子。

そしてその話の渦中、響き渡る銃声。

直井を襲ったのと同じ影が多数校庭に現れ、戦線メンバーと激しい戦いを繰り広げていたのだった。
ゆりやかなでも参戦し、苦戦しながらもなんとか無事に影を撃退する戦線メンバー達。

だが、そんな中、高松が影にやられてしまったという連絡が告げられる…。

【感想】
影登場ってお話。タイトルの「Change the World」は世界そのものが変化すると勘違いしてしまいそうですが、実際には新たな敵の登場ってお話っぽいですね。もっともここで登場人物を増やすわけはないので、今までSSSにいたメンバの誰かが神になろうと考えてギルドに潜伏し、世界を乗っ取ろうとしているって事みたいです。

ストーリー的にほぼ予想通りの展開ではあるものの、音無の言動、日向の行動目的、直井のギャグといった要素が説明不足だし、音無の演説シーンが説明放棄になってしまいとても残念。３０分に収まらない物語といえば聞こえはいいですが、実際に溢れてしまっては作品としてどうなの？って感じがしました。

今までの音無－天使といった視点から、ゆりの参加を加え物語として大きく動き出します。予想はついていましたが、ゆりは天使の事をわかった上で行動していた事も明らかにされました。とゆうかSSSメンバが知らなかったといった描写の方が違和感ありましたけどね＾＾；

ゆりはSSSメンバ全員を集めて音無の作戦を明らかにした上で、事実上SSSを解散させました。エンディングでメンバそれぞれが思い思いの行動をしていたのは、SSSとしての活動を継続する決意をしていた事が暗示されていたと思います。日向はSSSメンバ全員を、直井は音無を、それぞれの皆もゆりや他人を思い、自分だけ消えるといった選択肢は選ばないのでしょう。

焼却炉で日向がゆいを擁護する発言があった事で、ユイへの告白を無かった事にしてゆりを守るといった行動に宗旨変えしたようにも見えなくはないですが、日向の中でゆりは大きな位置を占めると共に、SSSメンバもこの世界から無事旅立って欲しいと考えているように思えます。このあたりの描写がゆりへの感謝の気持ちなのか、仲間を救いたいといった気持ちなのかあいまいです。Angel Beatsといった作品が酷評を受けるのは、このあたりの曖昧さにある気がします。

今回登場した影ですが、AngelPlayerによってNPCが作り変えられた姿であり、SSSメンバをNPCへと変える力を持っている事がわかりました。しかし影の存在を天使が知らなかった事から、天使がAngelPlayerでスキルを作成した事を知り、それを真似て影を作り出したと考える方が自然です。これは数日前から影が現れた事実と符合します。

そうすると容疑者は、竹山クライストとマニュアルを翻訳したメンバ２名が該当するのですが、ここにきて翻訳メンバが実は黒幕だった・・・ってのはどうも考えにくいので、有力な該当者として竹山の可能性があげられます。しかし竹山は元々パソコンを所持しているため、わざわざパソコンを盗んでギルドに運ぶ必要は無いはずです。ギルドが安全であると考えている誰かが主犯のはず。そう考えるとやはり影を操っているのはSSSメンバあるいはギルドメンバである可能性が高く、もしかすると単独犯ではなく複数犯によるものかもしれません。

１つの可能性ですが、チャーが主犯でギルドを制圧、今回姿を見せずに山篭りしていた松下五段がなんらかの作戦に加担、AngelPlayerの操作については竹山あるいは翻訳者が担当したと想像できますが、はてさて？
松下五段は本当にまだ山篭りしているだけなのかもしれませんけどね＾＾；

ネットでも散々酷評された音無や日向の言動については、個人的にはあまり違和感はありませんでした。これはAngelBeatsが、不幸な人生を呪い神に抗うヒロインと、不幸な人生を送れなかった人達をなんとか救いたいと思っている天使、そしてそこに現れる主人公の物語だと思っているからです。もっとも発言が不適切だったり説明不足だったりするので誤解されがちですが、視点を変えればそれほど大きな問題ではないかと思います。まぁ不適切なセリフはきちんと修正して欲しかったといった気持ちはなくはないですけどね＾＾；

この世界の出来た理由、物語が成仏に求めている意味、SSSメンバのそれぞれの気持ち、ゆりの最期の決着など、今回はある程度物語の道筋の予測がつく展開でした。このあたりはもうちょっと考えて追記するかもしれません。

さて、次回「Knockin' on heaven's door」です。ついに天国？ｗまたエヴァとかいわれそうなタイトルだなぁ・・・

（追記）
公式で予告映像が流れましたが・・・う・・・チャーは出るみたいですが、黒幕ではないっぽいなぁ？
(￣~￣;)　犯人は誰だろ？

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